我が家にクルマがくるまでは…

そろそろ子供も生まれるし、自家用車の再購入に弾みがついてきた!さて、何を購入しようか…購入までを徒然に。

欲しいクルマ(続きの続き)

(前回の続き)

では、どう移行しようとしているのか。

軽自動車は決して安くはありません。いくら自動車税が安いとはいえ、エンジンの大きさゆえに長距離では燃費も不利で、年間通して考えればフィットなどのBセグメントカーの効率の良さに比べると税金が相殺される可能性すらあります。

また軽の致命的な欠点は安全性の確保にあります。N-WGNか衝突安全で高評価を受けたとしても、それよりも箱型のものが市場のトップにいる事を考えれば相対的に安全性が低いのは明白です。
ミニバンの件でもいいましたが、箱型の車は重くならざるを得ず、居住スペースが大きい分クラッシャブルゾーンは少ないので、重くて薄い箱になります。同じスピードで壁に当てたら物理的に不利になります。

その点Bセグメントは大きさに制限がなく、クラッシャブルゾーンの設定も比較的容易で、車両重量に対してエンジンの効率も良い。自動車各社が出している低燃費車がここに集中しているのは、これが理由でしょう。

日本では初代トヨタ・ヴィッツが出て以来、このクラスの車は質・量ともにに伸びてきています。またホンダ・フィットのように空間効率を高めながら安全性を確保し低燃費を実現しているクルマも出ています。

売り上げの状況を見れば、このセグメントは今後も日本の、いや世界の自動車業界を引っ張ることになると思われます。環境問題が取り沙汰されている今、効率の観点から見れば全方位的に優れていると言えますし、新興国の状況を鑑みても必然でしょう。

ただし、現状では様々なのユーザーを満足させるような車が出ていないのも事実です。今あるのは5ドアハッチバックとフリードやポルテのような1.5BOXくらいでしょうか。最近では日本でもジュークやヴェゼルのような少し趣味性のある物も出てきましたが、全体のパイからするとまだ少ないように感じます。

特にヨーロッパではこのクラスに面白い車が出始めているので、日本にも頑張ってもらいたいです。

実は私が欲しいクルマはこのカテゴリのサイズなんです。原因はもちろん、以前乗っていたホンダ・シティのジャストサイズさが忘れられないからです。

やっと欲しいクルマについて書けるな…でもまた長くなったので次回は仕切り直ししようっと。