我が家にクルマがくるまでは…

そろそろ子供も生まれるし、自家用車の再購入に弾みがついてきた!さて、何を購入しようか…購入までを徒然に。

欲しいクルマ

正直ないですねぇ。

今はどれを買っても正直満足出来るかも知れないし、特に日本の自動車会社は守りに入ってるのか、面白いクルマが出てきませんね。

欧州の自動車会社は元々保守的ですから、飛び抜けたコンセプトのクルマはあまり出てきません。車に対して真面目ですよね。(シトロエンを除く)

そもそも車に求められているものや、車が備えているべき価値をユーザー側が知っているので、あまりおふざけができないのもその理由じゃないかと思います。

それに引き換え日本には、こういうもんだ!という価値を大半の人は持っておらず、その許容値の幅がヘンテコな車を作りやすい土壌になっていたとも言えます。
そりゃそうです、本来舶来物ですし、日本人の舶来物への弱さはみな自覚していることです。

でも自動車会社も大半が創設以来半世紀を過ぎた中、そうも言ってられなくなってきたのがちょうど今なのかなと思ってます。
もちろん背景には長引き過ぎた不況の影響やインターネットの普及など様々な要因があると思います。

日本人は騙されなくなってきた。必要以上の物を買う余裕もなくなってきたし、嘘をすぐ見破るインターネットという濾過装置もできてしまった。メディアが焚き付ければ誰もが飛びついていた時代ではなくなっています。

ある意味欧州の国々が通ってきた道を、今歩んでいるのだと思います。欧州が大変だった時代にインターネットはなかったのですが…

成熟した社会とは、こういう事なのかもしれません。今日本の自動車がつまらないのは、本当に必要な物を作っていないからではないでしょうか。

代表的な物として、ミニバンがあります。そもそも日本でミニバンが流行った理由は家族構成にあったと思われます。ミニバンが出だした当初、1980年代後半は核家族化が進んでいたとはいえ、まだまだ地方には三世代同居している家族はたくさんいました。

そんな中6人乗れる小型車の登場は、毎日のように車を使う地方にとっては願っても無い車の登場だったと思います。
MPVを皮切りにエスティマ、オデッセイなど空前のブームとなりました。ミニバンを出せば売れる時代はここから長い間続くのです。

長くなるので、今回はここまで!続きます…